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(2)修繕費で節税?それとも減価償却?不動産投資の経費計上のポイント!

修繕費と資本的支出の判断に迷ったら?

 

「これは修繕費なの?資本的支出なの?」と判断に迷うこともあると思います。

 

そこで、次の2つの基準を覚えておきましょう。

 

 

《1》 20万円未満なら修繕費としてOK!

1回の工事費が20万円未満 の場合、基本的に 修繕費として一括計上 できます。

 

《2》3年以内の周期なら修繕費として認められやすい

3年以内の周期で行う定期的な修理やメンテナンスは、基本的に修繕費と判断されることが多いです。

 

 

 

「とりあえず修繕費で計上」は危険!

 

「とりあえず全部修繕費として計上しよう!」と思っても、税務署のチェックが入ると否認されるリスクがあります。

 

もし税務調査で「資本的支出にあたる」と判断されると、修正申告を求められ、追加の税金や

延滞税が発生することも・・・

 

 

 

賢い節税対策は?

 

では不動産投資家として、どのように修繕費と資本的支出を活用すればよいのでしょうか?

 

 

● 計画的に修繕を行う

小規模な修繕を毎年計画的に行うことで、大きな出費を分散し、一括経費にできる部分を増やす。

 

● 修繕内容を細かく分ける

大規模な改修を一括でやるのではなく、細かい修繕に分けることで一部を修繕費として計上しやすくする。

また、多額の修繕費がかかるマンションやビルの外装工事も、全面を一挙に行うと工事費の削減になりますが

1面ずつ毎年にわたり分散工事をして経費を何年かに分散化していくのも良いかと思われます。

 

● 税理士に相談する

不動産投資をするなら、建築の専門家と相談して長期修繕計画を立てた上で工事の優先順位を決め

税理士と相談しながら修繕計画を立てるのがベストかと思われます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まとめ

◆ 修繕費なら 一括経費、資本的支出なら 減価償却

◆ 元の状態に戻す修理は修繕費、新しくする工事は資本的支出

◆ 20万円未満の修繕は基本的に経費でOK!

◆ 税務リスクを避けるためにも計画的な修繕を・・・

 

 

 

不動産投資で賢く節税するには、修繕費と資本的支出の違いをしっかり理解することが大切です。

気になる方はぜひ税理士にも相談しつつ、最適な節税対策を考えてみてくださいね!

 

 

大切なことは節税のみに走るのではなく、マメにメンテナンスをすることにより

物件のグレードを下げないことです。

 

 

 

 

 

 

(2)修繕費で節税?それとも減価償却?不動産投資の経費計上のポイント! … 終わり

 

 

 

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