メリット(1) 都市部の土地の購入
不動産投資は、資産を多く有する人にとっての相続対策として考えた場合
相続評価を下げる点ではこれに勝る手段は少ないと言えるでしょう。
例えば、1億円を現金(株や有価証券含む)で持っている人が亡くなった場合
相続評価額は元の金額通り1億円の評価となりますが、この1億円で仮に
大阪市天王寺区の物件(坪単価 300万円)を購入したとすると
相続評価額算出のベースとなる路線価は、坪単価の相場が100万円前後なので
それだけで相続評価額が3分の1となるのです。
このように現金で持っておくよりも、時価と路線価が大きく乖離している不動産物件を
購入することで、まずは相続評価額を大きく下げることが可能となります。
特に大都市の土地について言えるのですが、この時価と路線価の乖離の大きさが
相続税の節税効果が非常に高くなるキーポイントとなるのです。