◆ 他の家主との情報交換やネットワーキング
家主業は一匹狼的な存在の方が多く孤独なビジネスです。
これらを解消するために、同じ家主業を営んでいる他のオーナーと情報交換を行うことも
モチベーションアップのきっかけになります。
ネットなどで検索するといろいろな家主の会へのチャンスが広がります。
最初は気後れする方も多いかもしれませんが、賃貸業に関するイベントやセミナーに参加したり
オンラインコミュニティに参加してみると、他のオーナーの成功事例や失敗談を知ることができ
自分自身の物件運営に活かせるアイデアが見つかるかもしれません。
家主さんの中には、不動産業者ですら顔負けの勉強熱心な方がいらっしゃいます。
他の家主さんとの交流を通じて、いろいろな情報が入手できます。
特に「まめに動いてくれる内装業者」「迅速に対応してくれる設備関係の業者」
「不動産相続などの資産税に詳しい税理士」「入居トラブルを迅速に解決してくれる弁護士」など
『思わぬ質の良い情報』の入手も可能です。これらは今後の賃貸業に大きく役立ちます。
家主業も新鮮な情報の入手が勝負です。積極的にこれらの会に出席されることをおすすめします。
モチベーションが下がったら不動産業者に相談
家主業を始めた当初の目的やビジョンを再確認することも、モチベーションの回復につながります。
収益が思うように上がっていない場合、モチベーションが下がるのも当然です。
建物の老朽化が進むと、入居者もルールを守らない人が増えたり、共用部分の汚れなども顕著になってきます。
これらは賃貸業への仕事の意欲が萎えてしまう大きな要因ともなります。
そこで一度マンションの収益状況を見直し、必要に応じて運営戦略を変更することも一つの手です。
現在管理している不動産業者の意見を聞いてみるとか専門家と相談する必要があるかと思います。
管理業者以外にも、ほかの不動産業者にも積極的にアプローチして様々な意見を聞いてみるのも良いかとは思います。
あらゆる観点からの助言はマンション経営の舵取りの一助となります。
なぜこの物件を所有しているのか、何を達成したいのかを考え直す時間を取ってみてください。
もし現在の状況に満足していないのであれば、物件をどのように発展させたいのか
新しい方向性を見つけることができるかもしれません。
例えば、物件を「ファミリー向け」から「単身者向け」に転換する、または「シェアハウス」に変更するなど
ターゲット層を変えることで新たなビジネスチャンスを見つけられるかもしれません。