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(1)飲食店舗が消えていく現状を見て思うこと【大阪編】

 

最近、人口増加が著しい弊社の地元

(大阪市天王寺区・中央区の玉造、鶴橋、森ノ宮、上本町周辺)でも

飲食店舗が次々と閉店していく姿を目にします。

 

かつてお客様で賑わっていたお店が突然シャッターを下ろす。

その光景は、地元で暮らす私たちにとって非常に寂しいものです。

 

実際、私も通っていた喫茶店が連日常連客で賑わっていたのですが、先日閉店しました。

いつものコーヒーの香りが漂う空間がなくなり、ぽっかりと心に穴が空いたような気分です。

 

 

 

 

 

 

 

飲食店閉店の背景

 

閉店前、喫茶店のオーナーと話し合う機会がありました。

 

理由は非常にシンプルでありながら深刻なものでした。

 

「コーヒー豆や原材料の高騰」

「光熱費の値上げ」

「人件費の上昇」

「人手不足」

 

これらが主な要因です。

この値上げ分を価格に転嫁できないのが厳しいともおっしゃっていました。

 

最近のインフレは私たち消費者にも大きな影響を与えていますが

店舗経営者にとってはさらに厳しい現実です。

 

例えば少し前なら安定して仕入れられた材料が、今や価格が倍以上に跳ね上がることも珍しくありません。

また、電気代やガス代の負担増加も、特に飲食店にとっては死活問題です。

 

 

さらに人手不足の問題も深刻です。

アルバイトや正社員の採用が難しくなり、営業を維持すること自体が

困難になるケースも多いそうです。

 

魅力的な街並みが広がるエリアでありながら、このような閉店の波が

押し寄せている現状を考えると、どこか胸が痛みます。

 

 

 

地元にとっての飲食店の役割

 

飲食店は、単に食事を提供する場ではありません。

それは、地域の人々が集まり、交流し、日々の生活に潤いを与える大切な場所です。

 

私も喫茶店で過ごす時間が日課でした。

そのお店ではスタッフの方と顔見知りになり、他のお客さんと世間話をすることもありました。

それが日常の「ひとコマ」だったのです。

 

しかし、こうした店舗が姿を消していく中で、街の風景や雰囲気にも少しずつ変化が生じています。

 

飲食店がなくなることで、人々が集まる場所が減り、街の活気そのものが失われていく気がしてなりません。

 

 

 

 

(1)飲食店舗が消えていく現状を見て思うこと【大阪編】 … 続く

 

 

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