不動産業者で集まる『ウィナーズ倶楽部』という団体に私は所属しております。
文字通り『業界内での勝ち組になろう』という趣旨で、現在百数十社が全国各地から集まっています。
(ウィナーズ倶楽部の詳細はこちら)
業界の勉強にとても熱心な方が多く、学べる機会があれば
全国どこにでも飛んでいくメンバーばかりです。
その中には建設・管理の達人といわれる会員も多数いらっしゃいます。
ウィナーズ俱楽部では定期的にマンション見学会等を行っているのですが
今回その対象となったのは、数十年に渡って京都の郊外で
不動産賃貸・管理業を営んでいるメンバー(A氏)でした。
A氏はその手腕の凄さで『マンション管理のプロ中のプロ』と
他のメンバーからも一目置かれている存在です。
京都府下の人口10万人に満たない地域でマンション建設と賃貸管理をされていますが
マンションを次々建てては完成前に満室になり、築後の入居率も
ほぼ100%を保っているとのことです。
退去者が出てもすぐに次の入居者が決まり、さらに築年数が経っても賃料をほとんど下げずに
入居率をキープできるという 究極の賃貸管理経営 を実践しているのです。
私たち不動産のプロの業者も、A氏がどのようにマンションの建築・管理を行っているか
興味津々でその見学会は始まりました。
現在建築中の賃貸マンションから、築年数がそこそこ経っている運営中の
マンションまで数棟を見学したのですが、どれも京都府下の
JR線ローカル駅から徒歩3分~5分位の立地です。
各物件の最寄り駅の乗降客もそう多くはなく、周辺人口も密集まではいかないエリアです。
そのため周囲にライバルの賃貸物件があまり多くないとは言え
「なぜこんな田舎で建てたマンションがすぐに満室になるんだろう?」
と見学会に参加したメンバーの中には不思議がる人も大勢いました。