TELで
ご相談予約
  1. 不動産ブログ
  2. 借地・借家問題
  3. 一軒家トラブルの結末

一軒家トラブルの結末

今回のケースは家主様が弁護士とも相談し、不動産鑑定を入れることで解決に至りました。

 

借主からの減額請求には応じず、逆に賃料の増額を申し出る運びとなったのです。

 

ただ、家主がこれまで修繕費用を借主に負担させていたことが

家主側にとって不利なポイントとなったようです。

 

結果的には新賃料へ値上げとなりましたが、京都駅からの利便性が良いことや

周辺相場を考慮してもかなり低めの賃料でしか認められず、値上げ幅はわずかでした。

 

 

 

 

 

最後にこのようなトラブルを避けるため、必要な心掛けをお伝え致します。

 

1.   修繕は費用がかかっても家主が行う。

 

2.   修繕やリフォームはマメに行い、物件の価値を下げない。

  物件の価値を維持することは、良き入居者を確保するために必要不可欠である。

 

3.   常に賃料は周辺相場を知り、相場並に設定する。

  同一物件の周辺相場が値上がり気味であれば、値上げも打診していく。

 

 

知り合いだから、以前からの入居者だから、と言う理由で賃料を安く設定すると

問題を先送りすることにしかなりません。

 

 

家主様、どうぞ充分お気をつけください。

 

 

 

記事の一覧